こんにちは、阪急六甲・JR六甲道から徒歩7分、
オーダーメイドの個別指導学習塾”SECOND HOME”(セカホ)です。
先日セカホっ子さんに、はっとさせられたお話。
毎週、国語と算数の授業に加え、理科実験をする
小3セカホっ子。
以前、数回の授業をかけてテンセグリティ構造の
工作にチャレンジしました。
この時に私も同じものを一緒に作っていて、
そちらが少し前から、立たなくなっていました。
糸が伸びてしまったのか、
どこかが歪んでしまったのか。
いくつか原因を考えてみたものの、
何度か立てようとしてうまくいかず…。
結局そのまま、
先のセカホっ子さんの授業の日を迎えました。
教室のテンセグリティ構造が立たなくなった話を
すると、すぐに自身で確かめるセカホっ子さん。
次の瞬間、けしごむを乗せてバランスをとり、
見事立たすことに成功したのです。
その時間、1分もかからない。
さらに定規はどうだろう。
ティッシュペーパーでもいけるかな?
(2枚重ねのティッシュペーパーの)1枚だけにしたら?
次々と目についたものを試すセカホっ子。
創意工夫力とスピード感に脱帽です。
立たないと分かっているのに、
工夫なく同じこを試してあきらめた私。
立たないことを確認したら、どうしたら立つかを考え
とりあえずやってみたセカホっ子。
立たせるという目標を最短で
達成したのはセカホっ子の方。
”とりあえずやってみる”の威力をまざまざと
見せつけられた瞬間でした。
”とりあえずやってみる”
腰の重い私は、折に触れ自分に
言い聞かせている言葉でもあります。
発見と学びがあふれ出す
”とりあえずやってみる”という姿勢。
忘れかけていませんか?と
セカホっ子さんにささやかれた気分になりました。
誰にだって苦手なことがあり、
それを補い合って世の中は前進しています。
セカホっ子1人1人のステキな所、得意な所に
スポットを当てて、それを使って苦手を乗り越えたり
助け合ったりできる力を一緒に育んでいきたい。
今回は、私がセカホっ子に気づかされ、
支えてもらいました。
気づかせてくれてありがとう。
彼らとの時間での学びワクワクです。
やりたいことを叶えるために、
苦手なことにチャレンジしたり、仲間を頼ったり。
セカンドホームは
笑顔あふれる生き抜く力を育む場所です。
神戸市立中学校教諭を12年務め、
特別支援学校教諭免許所有の代表生田を
中心にお子さま1人1人に向き合う
オーダーメイド学習塾。