20年越しのエアメール

2023.06.28

こんにちは、神戸市灘区のオーダーメイド学習塾SECOND HOME(セカホ)です。

めちゃくちゃ嬉しいお便りが届きました。
20年前担任をした生徒からのエアメール。

少し前に写真と共にこんな連絡があったのです。

実は明日からカンボジアまで旅行に行ってきます!
是非とも中学1年生以来、この暑中見舞いへの
”お返し”をお送りさせていただきたいのですが、
宛先を教えていただいてもいいですか?
突然連絡してきて、なんやねん!って
思われるかもなんですが、カンボジアは
実は先生から暑中見舞いもらった時から、
人生のやりたいことリストに入れてて、
ずっといつか今西先生宛に
ポストカードを送りたいなって思ってたんです。

嬉しすぎる!
未だに持ってくれているだけで嬉しいのに
お返しまでくれるなんて!
当時の名前で送ってきてほしいとお願いして
ワクワクしていました。

彼は私が初めて担任をしたクラスの生徒。
他の担任は大ベテラン勢の中、
毎日必死に食らいついていました。

初任者が担任だという理由で、
クラスの子どもたちが損をしちゃいけない。
でも、”経験”という土俵では絶対敵わない。
”今の私にしかできないこと”で
何か心に残ることを1つでもしたい。
それってなんや??

毎日のように考えていました。

その時思いついたものの1つが旅先からのエアメール。
小さいころ、初めてもらったエアメールがとても
嬉しかったことを思い出したのです。

経験という圧倒的な壁への焦りを埋める
ささやかな逆襲。
青くて自己満足な香りがします。

でも、やってよかった。
20年越しにこんなプレゼントが返ってくるなんて。

必死でまき散らかした種が長い年月をかけて
きとどこかで芽吹いてる。
私がそう思えるのは、
こんな思いがけないご褒美をもらったとき。
子どもたちにはほんとに感謝しかありません。

思いついたことをせずにはいられない。
種は植えないと芽吹かない。
だから私は今日も思いついたことを実現するために
一歩踏みだし続けます。

力をくれるのは、
今西学級、生田学級だったみんな。
そしてセカホっ子たち。
愛してやまない子どもたち、本当にありがとう!
みんなのおかげで今日もワクワク生きてます。

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