こんにちは、阪急六甲・JR六甲道から徒歩7分、
オーダーメイドの個別指導学習塾”SECOND HOME”(セカホ)です。
昔こんなタイトルのドラマがありました。
教員時代の私は
担当学年の子どもたちが卒業する前の1か月ほど、
毎日この言葉を心の中で唱えたものでした。
1年生から持ち上がった学年が3年生の4月。
気心知った子どもたちの顔を1人1人
思い浮かべながら
”この子はこの1年で
こんなことができるようになったらいいな”
とか
”卒業するまでに、この課題だけはクリアできるように”
などと
おせっかいな目標を立てていました。
何を目指して彼らと対峙するか。
私自身の目標です。
人間関係や感情のコントロールがうまくなれば、
いい所をちゃんと見てもらえる。
そうすれば周囲から可愛がられながら
生き抜いていけるはず。
そんな印象を持つ子どもたちとの最後の1年は
特に真剣勝負です。
知れば知るほど愛おしい。
だからこそ、
周囲の人の
”知りたい”の入り口に立たせてもらえるだけの愛嬌と
ちょっとの我慢を身に付けてここから旅立ってほしい。
そんな願いを持って彼らと向き合うために
残された期間は1年。
上手くいった日、いかなかった日どちらも大切。
卒業のその日に、安心して背中を見送れるように。
彼らが自分らしく笑顔で歩んでいけるよう。
精いっぱい伝えながらも
卒業へのカウントダウンが始まると、
どうしても思ってしまう。
神様もう少しだけ時間をください。
同時に、私が彼らの次の場所や働く場所を
用意できるのであれば、こんなに心配することも
ないんだろうなとも思っていました。
セカホの大きな野望の1つに”雇用”があります。
あの日の焦燥感や無力感は
今、私の原動力になっています。
まだまだ先のお話ですが、早くたどり着きたい。
あの日の子どもたちにも
堂々と顔向けができるよう。
その道のりワクワクです。