こんにちは、神戸市灘区のオーダーメイド学習塾SECOND HOMEです。

人の気持ちを考えたり、想像する力。
これからの時代ますます求められるスキルの1つです。

私にとっては、元来苦手だったけれど身についてきた力の1つ。
苦手克服のきっかけは、中学校で演劇部に入ったことです。
舞台上の眩しい先輩の姿にすっかり心を奪われて、うっかり入部してしまいました。

憧れとはそもそも自分と対局にあるものに抱くもので…。
人に何かを伝えたり、表現することが非常に苦手だった私は先輩にどやされる日々。
それでも夢中と憧れが消えなかったのは、どやしてくる先輩もやっぱり夢中でかっこよかったからだと思います。

下手の横好きでも続けていれば、ちゃんとそこに回路が通るものです。
できなかったことができるようになり、役を頂けるようになってくると、不思議と人間関係も上手に取れるようになってきました。

自分のふるまいが相手にどんな印象を与えるのか。
相手のどういう心持ちがその言動の引き金になっているのか。
そういったことが自然と考えられるようになっていったのだと思います。

演じるという行為は、役の気持ちをなぞりながらアウトプットしていく作業。
セリフと動きを連動させながら表現していると、その役の気持ちを感じ取れる瞬間があります。
そんなときの、”あぁ、こんな風に感じている人がいるんだ。”という驚きはなかなか他では味わえない学びです。

学校教育で演劇という科目があったらいいのになぁ。
教育を志すようになってから一層演劇の効果を考えるようになり調べてみると、イギリス等では中学高校で演劇という科目がありました。
演じることを通して表現力やコミュニケーション能力を身につけることを目的としているそうです。

灘区学習支援等居場所事業として活動している私も所属するチームLでは楽しく簡単に演劇に触れるワークショップを開催しています。
次回は6月26日（日）13:00～15:00
”なりきれ！あなたは役者さんパート３”
コイネーアートスクールにて
絵本のキャラクターになりきって、即興劇を創ります。
セリフを覚える必要なし！
役のまま挑むヒーローインタビューではなりきったからこそ見えたこと、感じたことがあふれ出す。
思わず飛び出る感想にハッとさせられっぱなしの2時間をご堪能あれ。

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前回の様子はこちらからご覧ください。